12月初旬は店頭に並ぶナスがハウス栽培ものに切り替わる季節。ハウス栽培のナスは、皮も果肉も柔らかく、トロリとした食感が特徴です。この時期限定のおいしさをぜひ味わってくださいね。
ところで、ナスは栄養価が低いと思われがちですが、じつはあの皮の紫色に、私たちの健康を守るすごいパワーが秘められているのをご存知ですか?

ナスの紫色に秘められたパワー
そのパワーの源は、ナスの皮に含まれる紫色の「ナスニン」と呼ばれる色素成分です。ポリフェノールの一種で、ブドウなどに含まれるアントシアニンと同じ仲間です。植物が紫外線や害虫から身を守るために作り出す成分で、私たちが食べると、体の中で素晴らしい働きをしてくれるんです。
免疫力アップとエイジングケア
ナスニンはその鮮やかな色と同じくらい、強力な「抗酸化作用」を持っています。この作用は、体内の「サビ」(活性酸素)を取り除くのを助け、生活習慣病の予防や、老化が気になる私たちの美容にも役立つといわれています。
目の疲れを軽減
テレビやスマホ、パソコンなどで目を酷使しがちな現代人。ナスニンは、同じアントシアニンを持つブルーベリーと同じように、目の健康をサポートする働きがあるといわれています。勉強を頑張るお子さんや、デスクワークで目の疲れが気になる時にもおすすめですよ。

効果をムダにしない! ナスニンの上手な摂り方
ナスニンの栄養をむだにしない最大のポイントは、「皮ごと食べること」!ナスニンは水に溶けやすい性質を持っているので皮はむかずに、そのまま調理しましょう。また、炒め物や揚げびたしなど、油で調理することでナスニンの吸収率がアップするといわれています。

ナスニン以外にも栄養素が豊富!
ナスには、ナスニン以外にもカリウムやカルシウム、食物繊維、ビタミン類が豊富に含まれています。煮たり焼いたり炒めたり……調理のレパートリーもとっても幅広いので、今日からさっそく献立に取り入れてみませんか。
