一年中いつでもお店に並んでいるトマト。夏野菜のイメージが強いですが、じつは春も旬って知っていましたか。トマトは収穫時期によって、大きく「夏秋(かしゅう)トマト」と「冬春(ふゆはる)トマト」に分けられます。

おもに露地栽培の「夏秋トマト」
「夏秋トマト」は6月から11月くらいまでに収穫される、おもに露地栽培のトマトのことをいいます。暑さに強いイメージがあるトマトですが、じつは高温多湿が苦手で、涼しい場所で強い日差しを浴びるのが大好きなんです。だからこの「夏秋トマト」も、北海道や青森県、秋田県など、夏でもわりと涼しい気候の地域で栽培されています。
おもにハウス栽培の「冬春トマト」
「冬春トマト」は12月~5月くらいまで、おもに熊本県や愛知県、福岡県などの温暖な平地でハウス栽培されたものをいいます。生産者さんや栽培方法にもよりますが、冬春トマトは適温でじっくり熟成するため、糖度が高い傾向にあります。
季節ごとにおいしさを楽しもう
「どちらのトマトがおいしい」というわけではなく、夏のトマトはみずみずしくてさわやかで、春のトマトは甘くて味が濃い傾向にあります。どちらもそれぞれに魅力があって、季節ごとに体と心に染み渡るおいしさで楽しませてくれます。
トマトに限らず、たとえばナスは秋が旬でおいしいといわれているけれど、秋の終わりから冬にかけて収穫されるハウス栽培のナスも柔らかくておいしいんですよ。季節を通じて味わいや食感の違いを楽しめるのも、青果の魅力です。「旬じゃないから」と決めつけず、味の違いを楽しんでみてくださいね♪

