春の訪れを告げる「新」の文字がつく野菜たちが並び始めました。
新タマネギや新ジャガイモ…。名前に「新」がつくだけで、なんだかワクワクしますよね。でも、いつも食べている野菜と何が違うか知っていますか。 じつはこの「新」がつく野菜、味わいや使い勝手にも違いがあるんですよ。

「貯蔵」か「出荷」かが大きな違い
一番の違いは「収穫してすぐ出荷されるかどうか」です。いつも食べているタマネギやジャガイモは、しっかり乾燥させて貯蔵したもの。それに対して「新」がつくものは、収穫して間もなく出荷されるため、みずみずしさや甘さが際立つのが特徴です。水分が多いぶん傷みやすいため、早めに消費するのがおすすめです。
一年中「新」がつく野菜がないのはなぜ?
日本ではタマネギもジャガイモも一年中収穫できるわけではありません。収穫できない時期は、あらかじめ乾燥させて貯蔵したものを、計画的に出荷しているのです。
たとえば、タマネギは3~5月下旬に収穫された九州産をメインに「新タマネギ」として出荷し、夏~秋に収穫したもの(主に北海道)は乾燥させて「貯蔵タマネギ」となり、収穫がない時期の供給を支えています。一年中タマネギが手に入る背景には、このような「産地リレー」があるからなのです。
新タマネギの特徴
特徴:みずみずしく柔らかな食感で、辛味成分(硫化アリル)が少ない。皮が薄くそのまま食べられるので、栄養価も効率よく摂取できる。
すすめ料理:スライスして水にさらさず、そのままサラダに。ポン酢とかつお節で和えるなどシンプルなレシピで素材の味を楽しむのが◎。加熱で甘さが増し、とろとろ食感になるので、ポトフやスープにもぴったりです。
新ジャガイモの特徴
特徴:小ぶりで水分が多く、しっとりとした食感。皮ごと調理できるため下処理が楽ちんな上、栄養を逃しにくい。ビタミンCの含有量が通常のジャガイモの約3倍多い。
おすすめ料理:皮をむかずに丸ごと蒸してバターを添えるなど、シンプルな調理法がおすすめ。軽く炒めてシャキシャキ感を楽しむきんぴら、皮ごと揚げるポテトフライなどもおすすめ!

他にも注目!「新」のつく野菜
ジャガイモやタマネギ以外にも「新」のつく野菜はほかにもありますよ♪
新ゴボウ:冬が旬ですが、春に収穫されるのが新ゴボウです。茎がついたまま売られ、香りが高く、肉質がやわらかいのが特徴です。
新ショウガ:夏に出回る、茎が紅色のショウガのほか、秋に収穫したてで出荷されるものをいいます。どちらも皮の色が薄く、みずみずしいのが特徴です。
「新」はつきませんが、春キャベツや春ダイコンなども期間限定の旬ものです♪ 春の甘さや香り、みずみずしさを満喫してくださいね。
