つくる人・とどける人・たべる人
2025
2025
みかんの収穫が最盛期を迎えた10月に、八女市の小塩果樹園さんを訪ねました。小塩さんはあくなき探究心と情熱で、毎年期待値を超えるおいしいみかんを届けてくれる生産者産です。
小塩果樹園産と小林青果の出会いは14年前。生産者さんたちとのつながりでご縁をいただき、まっすぐに栽培に励むスタイルと、小玉で濃厚なみかんの味に惚れ込み、お付き合いが始まりました。農園に足を運ぶたびに、新たな夢をキラキラとした表情で話してくれる小塩さん。「とにかく"作ること"が楽しい。『もう一つちょうだい』と、つい手が伸びるようなおいしいみかん」を作り続けたい」と、まだまだ探究心は続きます。
「楽しい」原動力の小塩さん。
未来をワクワクと語るお姿に、私たちも元気をもらいました。来年も美味しいみかんを期待しています!
日本古来の風習は、旬の青果と深く関わりながら知恵として受け継がれてきました。
忙しさでつい忘れガチですが、日々の暮らしに取り入れてみませんか。
今年の冬至は12月22日。冬至に『ゆず湯』につかる風習は江戸時代に始まり、ゆず=融通がきく、冬至=湯治(とうじ)の語呂合わせに由来します。邪気払いや健康・美容促進のほか、ゆずは実るまでに長い年月がかかるので「長年の苦労が実りますように」との願いも込められています。なじみがない人もいるかもしれませんが、市場では湯治用のゆずのセリが行われるほど季節性の高いイベントです。
年の瀬に、干し柿がたくさん刺さった串が売られているのをみたことがありませんか。これは『串柿』と呼ばれ正月の鏡餅に飾るために作られたもの。鏡餅は古来より三種の神器とされる剣・鏡・玉に見立てて、特別な縁起物として正月に飾るようになりました。
小林青果では地域貢献の一環として、毎週月曜日に認定NPO法人フードバンク北九州ライフアゲインさんに食品を寄贈しています。寄贈した食品は、支援を必要とする家庭に届けられます。今後も、支援の一助となれるよう取り組んでまいります。
『焼きみかん』とはその名の通り、みかんを焼いたものです。おやつや風邪予防として東北ちほうと九州の一部の地域で食べられていましたが、ストーブや火鉢とともに暮らしから消えつつあります。
そこで、広報スタッフが実際にみかんを焼いてみました!グリルに入れて丸ごと強火で5分。こんがり焦げ目がついたところで完成。果実はアツアツになり濃厚な甘さに、香ばしい匂いとほろ苦さが感じられ、「体によさそう」な味わいでした。寒い日や風邪の引きはじめに、甘さが抜けてしまったみかんでもぜひ試してみてください。
今年は例年になくタマネギの価格が高騰しています。これは秋から冬の市場をまかなう「北海道産タマネギ」の不作が原因です。
必需品ともいえるタマネギの価格高騰は頭が痛いですが、代替え品として白菜やキャベツの芯がおすすめです。刻んでハンバーグに入れたり、一口大に切ってシチューに入れたりして、優しい甘さを楽しんでくださいね。
記事に関するお問い合わせ先
小林青果株式会社/広報部
広報担当:濱岡・佐藤(麻)
TEL:093-592-2945(8時〜16時)